nest-adminの固定JWT署名鍵により管理者トークンを偽造できる恐れ。CVE-2026-117564(CVSS 9.3)。v1.0.1への更新とJWT署名鍵のローテーションを推奨。
30秒でわかる / THE SIGNAL
nest-admin 1.0.1未満では固定JWT署名鍵により管理者権限を偽装される恐れがある。修正版v1.0.1へ更新し、JWT署名鍵を変更する。NestJS本体の脆弱性ではない。
固定JWT署名鍵による認証回避
CVE-2026-117564はbuqiyuan/nest-adminの1.0.1未満に影響する重大な認証回避の問題。リポジトリに含まれていた固定のJWT署名鍵を利用すると管理者トークンを偽造できる恐れがある。CVSS 9.3(CRITICAL)。NestJSフレームワーク本体の問題ではない。
修正版と運用上の対応
開発元は修正コミットf2cec8cを取り込んだv1.0.1を公開した。更新後、JWT_SECRETとREFRESH_TOKEN_SECRETをそれぞれ十分に長いランダム値へ変更し、Docker環境ではイメージを再構築して再デプロイする。公開済みの認証情報があれば併せて変更し、管理者ログイン履歴を確認する。
悪用状況と一次情報
現時点で実環境での悪用は確認できていない。開発元の報告:https://github.com/buqiyuan/nest-admin/issues/92 修正コミット:https://github.com/buqiyuan/nest-admin/commit/f2cec8cb776cbf113115b33164dac69a46d24097 公式リリース:https://github.com/buqiyuan/nest-admin/releases/tag/v1.0.1
WORK SIGNALの視点
認証基盤の秘密鍵がコードに固定されていると、パスワードが漏えいしていなくても管理者権限が侵害される。更新だけでなく鍵のローテーションまでを一体の復旧手順としたい。