SK hynixが2026年7~9月期の過去最高決算を公表した。売上高は104.6155兆ウォン、営業利益は83.3338兆ウォン。AI向けHBM4とサーバー向け製品の需要が追い風となる一方、同社はメモリーの需給逼迫が2030年まで続くとの見通しを示している。
30秒でわかる / THE SIGNAL
SK hynixが2026年7~9月期の過去最高決算を公表した。売上高は104.6155兆ウォン、営業利益は83.3338兆ウォン。AI向けHBM4とサーバー向け製品の需要が追い風となる一方、同社はメモリーの需給逼迫が2030年まで続くとの見通しを示している。
売上高100兆ウォン超、営業利益率は約80%
SK hynixの10月28日の決算発表によると、2026年第3四半期の売上高は104.6155兆ウォン、営業利益は83.3338兆ウォン、純利益は39.7756兆ウォン。売上高と営業利益は四半期ベースで過去最高となり、前四半期比ではそれぞれ32%、38%増えた。営業利益率は約80%。いずれも会社公表のK-IFRSベースの暫定数値で、独立した第三者検証を示すものではない。
HBM4とサーバー用DRAMが伸長
同社は、HBM4の本格出荷、サーバー向けDDR5、データセンター向け高付加価値製品の販売拡大を業績の主因に挙げた。2026年第4四半期にはHBM4がHBM3Eを出荷数量と売上の両面で上回る見込みだと説明している。
2030年まで不足との予測、長期契約が生産能力の過半を占める
同社は最先端製造技術の難しさや工場建設の長いリードタイムを踏まえ、メモリー市場の需要超過が2030年まで続くと予測した。14の主要顧客との長期契約で、2027年と2028年の総生産能力の50%超に相当する数量を確保したという。ただし将来の需要や価格は変動し得る。
WORK SIGNALの分析|AIの利用単価を左右するのはモデルだけではない
AIサービスの費用はモデルの価格だけでなく、メモリーやデータセンターの調達費、供給能力にも左右される。メモリー価格の高騰が長期化すれば、AIインフラ投資や企業のオンプレミス機器調達の判断にも影響し得る。一方、SK hynixの高利益率が半導体産業全体の利益率を表すわけではない。