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n8nでコード実行リスク2件、旧ノードと画像処理のHIGH脆弱性

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ワークフロー自動化基盤n8nの開発元は10月28日、任意コード実行につながり得るHIGHの脆弱性2件を公表した。旧コード実行ノードの隔離回避と、公式Dockerイメージに含まれるGraphicsMagickの画像処理が対象だ。利用中のバージョンとワークフロー構成を確認し、修正版への更新が必要となる。

30秒でわかる / THE SIGNAL

ワークフロー自動化基盤n8nの開発元は10月28日、任意コード実行につながり得るHIGHの脆弱性2件を公表した。旧コード実行ノードの隔離回避と、公式Dockerイメージに含まれるGraphicsMagickの画像処理が対象だ。利用中のバージョンとワークフロー構成を確認し、修正版への更新が必要となる。

旧コード実行ノードがn8nのメインプロセスでコードを実行する問題

開発元のGHSA-9p7v-45m2-wxgjはCVSS v4.0で8.7(HIGH)。FunctionとFunction Itemノードはvm2サンドボックス内でユーザーコードを実行し、LangChain Codeノードはn8nのメインプロセスでユーザーコードを実行する。ワークフローを作成・変更できる認証済みユーザーがこれらを使うと、通常のCodeノードに適用されるタスクランナーの隔離の外で任意コードを実行できる。

開発元は2.42.6、2.43.3、2.44.0、3.0.1で旧ノードを非推奨とし、デフォルトで新規追加・変更の保存をブロックした。ただし**保存済みワークフローに含まれる旧ノードは引き続き実行される**ため、更新後も既存フローの監査とCodeノードへの置換が必要だ。設定 `N8N_DEPRECATED_NODES_BLOCK=false` は危険な旧動作を復活させる。アップグレードできない場合は、開発元が案内する `NODES_EXCLUDE` に旧ノードを追加し、ワークフロー編集権限を信頼できる利用者に限定する。

公式Dockerイメージの画像処理にリモートコード実行の危険

GHSA-f2cw-9483-7vcpはCVSS v4.0で7.7(HIGH)。n8n公式Dockerイメージに同梱されるGraphicsMagickの一部コンポーネントに既知の脆弱性があり、Edit Imageノードが信頼できない画像を処理するとn8nインスタンス上でリモートコード実行につながる恐れがある。

開発元は修正版として1.123.89、2.45.5、2.46.1、3.0.1を挙げている。すぐに更新できない場合、未認証WebhookからEdit Imageにつながるワークフローの停止・監査、Webhook経路へのネットワーク制限、不要なEdit Imageノードの除外などを暫定策として案内している。ただし暫定策は完全な修正ではない。

管理者が確認すべきこと

まず稼働中のn8nの系列とバージョンを確認し、開発元の各勧告に記載された修正版への更新を計画する。次に、Function・Function Item・LangChain Codeの既存ワークフローが残っていないか、Edit Imageが外部から届く画像を処理していないかを点検する。2件とも開発元勧告に実悪用の確認は記載されていない。CISA KEV最新版との直接照合はこの調査では完了していないため、悪用の不存在までは断定できない。

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